グラス形状と泡の関係 -形状と泡の発生量-

グラスの形状でビールの味がどうかわるんだろう? ふと疑問に思ったのでOpenFOAMで計算してみることにしました。左からブリュードッグのパイントグラス、ビアフェスでもらった丸みのあるグラス(チューリップ?)、プレミアムモルツのタンブラー。以前に開発したビール泡挙動解析ソルバー(自由表面ソルバーinterFoam+ビールの泡生成モデル)で計算し、単位時間当たりの泡の発生量を解析してみました。  


パイントグラスの計算結果はこちら 

チューリップの計算結果はこちら

タンブラーの計算結果はこちら




2秒間での発生する泡の量をプロットした結果です。パイントとタンブラーはほぼ同じ、チューリップは泡の発生量が半分以下なのがわかります。チューリップグラスで飲むと同じブール、同じ注ぎ方でも泡が少ないのでちょっとドライになるのでしょうか?なかなか同じビールを同じ注ぎ方でグラスを変えて飲み比べする機会もないので???です。

麦酒物理研究所

麦酒物理研究所 ーBeer Physics Reserch Center- フリーのシミュレーションツール(OpenFOAM)をつかっていろいろと解析してみます。初めてのホームページ作成なので、なかなかはかどりませんが、気長に更新していきます。勘違い、間違いがあるかもしれません。ご意見、コメント歓迎します。

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