前回、1920'sブレンダーズグラスから立ち上がるウィスキーの香りを計算しました。
今回はワイングラスで計算してみます。
アロマグラスとワイングラスではどちらの方が香りを強く感じるか?考えてみたいと思います。
FreeCADでワイングラスの形状をつくりcfMeshでメッシュを作成します。下の半球はアルマグラスと同じ形状、高さとウィスキーの量も同じにします(本当はグラスの高さではなkて、容積を同じにした方がよかったかも)。
基本的な境界条件も前回のアロマグラスと同じです。
計算も前回と同様に拡散方程式をlaplacianFoamをつかって計算します。
アロマグラスとワイングラスの計算結果を並べて比較してみましょう。香り分子の濃度を0~1で規格化して色分け表示します。赤(=1)が香り分子が沢山あることを示しています。
アロマグラスの方が香り分子をグラスの中に沢山蓄えているので、香りが強そうな気がします。次は定量的に評価してみましょう。
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