グラスにビールを注いだ時の様子を計算しましょう。
以前にビールサービング解析1(https://bprc.amebaownd.com/posts/3252271)の記事でビールをグラスに注いだ時の気泡の様子を計算しました。しかしこの計算では気泡はビールと一緒に流し込んでいました。
気泡生成の様子を観察した実験結果から、気泡生成の計算モデルを考えてみましょう。
気泡は空気の巻き込みで発生するとの結論から、ビール表面での渦度に比例して気泡が生まれると仮定します。補正係数Cは泡がもっともらしく発生するように適当に合わせこみをします。
OpenFOAMのmultiphaseEulerFoamをベースに改良を加えたプログラムで計算します。
グラスを45度傾けてギネスビールを注いだ時の様子を計算してみました。白は泡です。かなりもっともらしくなりました。次は角度を変えて計算してみましょう。
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