2024.11.10 03:17ビールとナッツの連成解析(実験編) ミックスナッツはビールの鉄板おつまみとして知られていますね.私も大好きです.ナッツにはカリウムが豊富である.特に塩味のミックスナッツでは,NHKの“ちこちゃんに叱られる“の「なんでフライドポテトを食べると止まらなくなるの?」の放送[1]でも説明があったように,カリウムとナトリウムの無限ループを生み,さらにビールの炭酸ガスの刺激とも相性がよく,杯が進むことは周知の事実です.ところが近年,ビールとナッツにおける新しい相互作用が報告されました.ドイツのルートヴィヒ・マクシミリアン大学ミュンヘン校のLuiz Pereiraがアルゼンチンの酒場で目撃した光景で,ビールにピーナッツを入れて踊るナッツを視覚的楽しむ風習だそうです[2].これを実際に実験してみましょ...
2021.04.11 04:07泡発生モデルを考えよう5-雑多-グラスの中で泡を生成させるにはどうしたらいいのでろう?いろいろと試してみました。 プレミアムモルツの神泡サーバーは内部に超音波振動子(PZT)があって、ビールに振動を与えてきれいな泡を作っているようです。周波数は40kHzあたりのようです。身近にあった超音波洗浄機にビールを入れてみました。 底から泡が立ち上がりますが、意外に少ないですね。
2021.04.11 03:19泡発生モデルを考えよう4-生ジョッキ缶-2021年4月にアサヒから生ビール缶が発売されました。早速買ってみました。缶を開けると泡が出てきます。泡はきめ細やかで、飲んだ感触だとギネスの泡に近い感じです。50μm~100μmくらいの直径でしょうか。
2019.11.08 00:46泡発生モデルを考えよう3-撹拌実験-泡の発生モデルをリファインするために、試しにビールをスターラー(撹拌機)で攪拌してみました。気液界面近傍じゃなくても泡が発生します。負圧で溶け込んでいる二酸化炭素が気泡になっているのでしょうか? それにしてもビーカーで飲むビールは美味しくないです。やっぱりビールをおいしく飲むにはグラスは大事だと痛感しました。
2018.05.11 18:43泡発生モデルを考えよう2-パイプ実験-ビールの泡は小さな気泡核(数um)が成長して大きくなるとのことです。そして気泡核はガラス面から発生しやすいようです。しかしビールを注いだ時の泡はガラス面から発生しているようには見えません。どこから発生しているか?こんな実験をしてみました。 グラスにビール(液体2)とパイプを入れます。パイプにビール(液体1)を注ぎ、指で押さえて持ち上げます。指を離すとビールが流れ込みます。気泡が発生するか?を観察しました。
2018.02.14 23:33泡発生モデルを考えよう1-泡発生場所- ビールの泡はどうやってできるのだろう?いきなり目に見えるような大きさの泡ができるのではなく、非常に微小な気泡核が形成されてそれが成長していくようです。気泡核は1um以下だとすぐに消滅しますが、数um以上だと成長していきます。ビールの気泡が発生して上昇する様子を観察してみました。グラスにビールを注いで、しばらく時間が経過して泡が安定した状態からの観察です。同じ場所から気泡が発生し、成長して上昇します。しばらく時間が経過すると、また同じところから気泡が発生します。ここには小さな傷や汚れがあるのでしょう。(汚れたグラスに気泡が付着しやすいのはなぜか? は以下の記事で)https://m.amebaownd.com/#/sites/383490/posts/...
2017.11.13 01:52PETボトルの中の水をいかに早く排水するか?●ビールではないのですが、2Lのペットボトルから、いかに速く水をだすか?そんな問題に挑戦してみました。実はこの計算がワールプールタンクのシミュレーションへとつながっています。まず実験。Hirax(http://www.hirax.net/)の実験結果によると、以下のとおりでした。1位 上に穴をあける(6秒)2位 回転トルネード(16秒)3位 垂直(27秒)4位 傾ける(29秒)